方言の成り立ちを知る

方言がどのようにして生まれたのかが気になったことがある人もいると思います。日本国内という狭い範囲でこれだけ特徴的な言葉があるというのも不思議なものです。方言の成り立ちには二つの種類があります。歴史的な要素を多く含んでいる為、歴史が好きな人は、より深く調べることで、新たな発見ができるということもあるでしょう。方言の成り立ち方の一つとして文化の中心の土地であったり都であったりする場所から広がっていくというものがあります。この中心の土地で広がった言葉が都では使われなくなった状態で、残り続けているのが今の方言となります。このようにして方言が残っていった理由としては、移動手段の乏しさが大きく影響し、都から言葉が伝わるのに時間がかかれば、都で使われなくなったという情報の伝達も遅くなります。そのため情報が入ってくるまでに人々に馴染みを持たれ、方言として残っていくということになります。また同時に都では新しい言葉が次々に生まれてきます。そのようにして言葉は次々に移り変わっていき、古いものが現代の方言というものになっていっています。都の位置次第では、現在の方言のあり方は大きく変わっていたということになります。成り立ち方の二つ目としては、都から伝わった言葉をよりその地域にあわせた、言いやすいものへと変えていくことで方言はより地域性を強くしていっています。また人々が使っていくうちに最初の新鮮さがなくなり、どんどんと省略していったり、することで言葉は変わってきます。そのため都から同じような距離にある地域でも、都で使っていた言葉とは違う言葉になっていくということになります。また同時に地域の結びつきを強くする為にあえて、特徴的な言い方にしたということも考えられています。方言の成り立ちは非常に多くの要素が絡んできていて、未だに多くの疑問点や謎を残しているものとなっています。