共通語と標準語はどのように違うのか

社会的に共通語と標準語は同じような意味合いで使われていくことも多く、この区別をしっかりとしている人はあまりいないのではないでしょうか。語学的な観点からするとこの2つは違うもので、国語辞典などでも、違いを知ることができます。共通語とは現実的に自分たちが使っている言葉であり、日常生活を非常に深い関わりをもっていると言えるでしょう。一方標準語と言うのは実際には生活の中に存在しないものとなります。標準語は言葉の理想系であります。そのため自然の中に存在することはなく、全国的に自分たちが使っていける言葉は共通語ということになります。共通語は、人々とのやり取りの中で作られてきたものであり、自然と出来上がっていったものです。しかし標準語は人が作っていった言葉であり、自然に出来上がっていったものではありません。これがこの共通語と標準語の決定的な違いとなります。これを例としてわかりやすくあらわしているのが、普段自分たちが使っている国語辞典です。載っている内容で自我違っていたり、内容が微妙に違っていたりします。標準語であるのならば、このような違いは存在せず、統一的なものとなります。小さくても数々の違いが見られる国語辞典は共通語として扱うことができるでしょう。少し複雑な考え方ですが、知っておいて損はありません。